ルリハリメノウのブログ

大好きな石と鉱物について書いていきます

久しぶりの石拾い

先日、というか桜が散る頃ですが、久しぶりに石拾いに出かけました。


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今年はじめての石拾いは南房総のいつもの海岸です。

こちらは鉱物の雑誌の最新号に紹介されていたので、石拾いのメッカになっていたらどうしようと思いましたが…


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全くの杞憂でした(平日でしたし)。

トンビがやたら飛んでいて少し怖かったです。

近くの建物ではイソヒヨドリがさえずっていましたよ😊


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海岸に下りる道も少し整備されていましたが、あまり変わってない感じです😅


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海岸はだいぶ石の出方が変わっていて、以前は砂に埋もれて見えなかった岩が出ていたりしていました。


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緑色なので蛇紋岩でしょうか。


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この海岸で見られる代表的な石たち。


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砂地に石が見え隠れしているのも良い感じ。


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お目当てのピンク石は小さめですが、顔を見せてくれました😊


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美しい青緑色の石。


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今回はほんの少しだけ持って帰りました。

 

古刹の枝垂れ桜

桜前線はとうに北上してしまいましたが…

今年もコロナ下(禍)のお花見になりました😢

でも花は変わらず美しく咲くので、市内のわりと有名な桜を見に行ったのです。

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樹齢400年の枝垂れ桜「伏姫桜」です🌸😊

ここ、真間山弘法寺は歴史が深く、もとは奈良時代行基が手古奈さん(後述します)供養のために建てた求法寺がもとで、後に空海が「求」の一字を改め弘法寺としたそうです。鎌倉時代を経て日蓮宗のお寺となり、幕末には幕府軍も逗留したとか…室町時代、市河城があったのもこの辺りと言われています。


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弘法寺は山の上にあります。石段は60段ですが、高さがあるので少し疲れます😅
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仁王門が古めかしくて立派です。


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伏姫桜の隣りの八重桜「月見桜」も満開でした😊


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映画のロケに使われそうな感じです。

境内にはお墓もたくさんあって、古いお墓が多いのですが、奥の方にありながら一際大きく目を引くのが、結城秀康(徳川家康の次男)の子、松平直基のお墓です。

夫人とお母様のと三基並んでいますが、菩提寺は他にあるようなので、こちらは石碑…墓碑のみなのでしょう。


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夕刻になると灯りがついて、異界の門味が増します😆


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こちらのお寺で有名なのが、石段の途中にある通称「涙石」。

江戸時代、日光東照宮造営の為の石材を作事奉行の鈴木長頼がここの石段に使ってしまい、責を負わされて切腹したのがこの石で、以来この石は鈴木長頼の無念の涙で常に湿っている…という逸話。

実際は許可を取ってから石段に使用したので切腹をしていないし、石が湿っているようなのは、ここだけ石質が違うからだと思います。

 

そして手古奈さん。

市川っ子なら誰でも知っている…というか小学生の時は全国レベルで有名だと思っていた万葉集にも出てくる真間の手古奈さんです。(有名だと思うから、手古奈伝説は割愛)


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歌川広重「名所江戸百景」より

「真間の紅葉手古那の社継ぎはし」

 

この絵のように昔は真間山の麓一帯は入江のようになっていて、継ぎ橋がたくさんあったらしい…

今は継ぎ橋を模したものが道の途中にあるだけですが、


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手古奈さんが身を投げたという入江は池となって今も残されており、

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手古奈さんを祀った手古奈霊堂は今も人々のの信仰を集め、地元の人達に大切にされているのです😊

 

 

 

(浮世絵の画像はキャノンクリエイティブパークよりフリー素材をお借りしました)

 

 

 

ポンペイ、時を超えて

先月も月刊ブログになってしまった…今月はもう少し頑張るぞ(汗)

ところで…

東京国立博物館で開催中のポンペイ展も明日が最終日ですね!

私は3週間ほど前に観に行ったのですが、もう一度見に行こうかなと最後の週予約とろうとしたら既にもう枠いっぱいでした…終了間近はやはり混みますね💦

それでポンペイ展はどうだったかというと…

 

素晴らしかったのです!!😆


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ポンペイというと、ヴェスヴィオ山の噴火により一夜にして滅んだ町として有名で、悲劇的な側面が取り上げがちですが、今回は噴火以前の、華やかで現代にも通じるような完成度の高い芸術や技術を有したポンペイという町の文化を伝えてくれる展示の数々でした。

歴史の教科書(資料集)に載っていたりして誰もが一度は見たことのある(?)アレクサンドロス大王の絵もポンペイの個人の1邸宅に飾られていたフレスコ画なのですよ😲


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こちらは水道管の部品です。

2000年も前なのに水道管が引かれていたのですよ…日本はまだ弥生時代です。


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財を成して有名になった女性の像や


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空き部屋を貸しますという内容の広告も(壁に書いてあるので落描きみたいですが)


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とても細かいモザイク画。

子どもの創作系玩具(オリケシでしたっけ)を思い出しました。


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町のパン屋さん。

町の有力者が人気取りの為に無料でパンを配ったりしたらしいです。

ポンペイの町は美味しいワインがあったり、裁判や選挙もある進んだ町でした。

その頃の日本では手を熱湯に入れさせて裁いたりしていたのに…!!

この絵のガラスの表現方法なんて現代と同じじゃあないですか!


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すごいなあ、2000年も前なのにこんな素晴らしいものがあったなんて、と感嘆しきりでした😳


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完成度!!

 

まあ、私がここまでポンペイを身近に感じられたのは音声ガイドのおかげかもしれないです…ポンペイの町で繰り広げられる二人のやり取りが現実にありそうでとても良かったです😊

とくに音声ガイドアプリだと、家に帰ってからもアプリ内で再生できるので、観た時の感動が蘇ってとても良いと思いました😉

 

自己流アイヌ刺繍

ゴールデンカムイ」、最終章になって手に汗握る展開になってきましたよ…詳しくはここで述べませんが、えぇ😓

 

一方で私はオリジナルのアイヌの文様を刺繍するのに四苦八苦していました。

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はじめに考えた文様の刺繍。モレウ(少し曲がる)はアイヌ文様の特徴だけど、これはグルグルしすぎ💦

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少し改善したもの。でもちょっと密な感じがします。


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少し空間に余裕を持って

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刺繍します😊

本当のアイヌ刺繍では木枠やチャコペンシルなど使用しないと思いますが、まあ現代っ子なので、その辺りはお許しを😅


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こちらが完成形。程良いモレウになりました。ちょっとフクロウの顔っぽくも見えるかな。

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ルウンペの刺繍と組み合わせてポーチを作ります…石を入れるポーチです。

 

 

 

 





 

博物館に初もうで

今日で1月は終わりですが…

 

2週間ほど前、今年初の東京国立博物館へ行ってきたのです。えぇ、わたくしの宝物庫にね✨✨
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中央階段踊り場の、いつもは閉まっている扉が開いていて、新年を祝ういけばなが飾られていました😊

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「博物館に初もうで」と題して今年の干支である虎をモチーフにしたものが特集で展示されていたのです。

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中国の陶製の枕や

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日本の伊万里のお皿など

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迫力のある虎や

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なんだかコミカルな虎も😆


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虎とらトラ…🐯

虎を満喫したのでした。



特別企画の「イスラーム王朝とムスリムの世界」もまだ見てないし、ポンペイ展は始まっちゃったしで、また近々トーハクに行くつもりです😉

 

新年の雪

年が明けましたね!🎍🗻

今年はどんな年になるのでしょうか…

世の中がもっと明るい感じになると良いなあ✨

今年もよろしくお願いいたします😊

 

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ところで、今日は

都心でも雪が降る寒さでした。

用事で東京駅を通ったので、ついでに途中下車して写真を撮りました。

雪の東京駅…⛄✨

正確には東京ステーションホテルですかね!

それにこれだけ撮るのかやっとでした…どんどん服に雪が積もってくるので😅

 

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駅を出てすぐのホールみたいなところの天井も美しいです😳✨

 

とても寒いので、皆様、暖かくしてお過ごしください😉☕

 

 

2021年の石納め

今日は大晦日ですね。

今年は神奈川と千葉の3ヶ所の海岸へ、それぞれ1回ずつ行きました。

本当はもっと出かける予定だったのですが、天気や海の状態などいろいろタイミングが合わず、コロナのせいもあって思ったように出かけられませんでした…😞

それでも、

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素敵な石とは巡り会えました😊

インスタにポストした今年のお気に入りの石たち。

インスタでは今年「一日一石」という企画を思いつき365日毎日石をポストするということをしてました。

当初はうちにそんなに石があるのか?そして何の為に?と自分でも疑問だったのですが、1年続けたら何か見えてくるものがあるかもしれない…!と思ってやり遂げましたよ…

そして、見えたのはうちに300個以上の石があるという事実でしたね!!😆

石拾いに行けなくてもなんとかなった…!

 

そしてSNSに上げるために石拾いをするという本末転倒的なことはなかった…純粋に石拾いを楽しむ者として…

…って、なんのこっちゃ😅

それで、そのインスタで人気のあったベストナインがこちら


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意外なものもあれば、納得!のものもあり、面白いです😉

今年は他にも様々な石との出会いがありました。来年はまたどんな石と出会えるのでしょう…楽しみです。

1年間、このブログを見ていただいてありがとうございました😌

来年もよろしくお願いいたします…良いお年を!!🌟